祭 詞 に 用 い ら れ る 難 読 語 彙
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用語 よみ 概意
肖えし あえし 形が他の像に合う/似ている
赤心 あかきこころ 誠実な心/まごころ/隠しごとがない
足掻く あがく 早足に歩く/もがく/じたばたする/あくせくする
あかちき 夜がふけてあけがた近いころ
あかとき 夜がふけてあけがた近いころ
購ふ あがなふ 神に対して罪を償う/物を買う
崇ふ あがまふ 尊ぶ/尊敬する/大切にする/寵愛する
白地に あからさまに 明白な状態/あらわな状態/急な状態
明妙 あかるたへ 清くうるわしい布
瞼ふ あぎとふ 魚が水面でプカプカと呼吸をするさま
商ひ あきなひ 物品を交換する/商売する
商売 あきなひ 物品を交換する/商売する
論ふ あげつらふ 可否を論じる/言いあう
あした 早朝/暁に続く次の時間/夜明けすぐ
あした 昼より前の時間/旦とは使い分ける
朝夕 あしたゆうべ 一日中/毎日
足の躓 あしのまがひ つまづくこと/足に関係する災い事/工事のあやまち
明日 あす 昼を基準にして次の日
余念 あだしおもひ 他の雑念/浮ついた心/頼りない情態
他心 あだしごころ うわき心/うわついた心
可惜 あたら 惜しいことに/惜しむべき/勿体ない
惜ら あたら そのままにしておくのは残念だ/もったいない/おしい/残念だ
可惜し あたらし 勿体ない/残念だ
惜し あたらし 勿体ない/残念だ
可惜惜し あたらをし 勿体ない/残念だ
与る あづかる かかわる/関係する/関与する/ありつく/分配に加わる/仲間入りする/(目上の人から)受ける/いただく
厚氷 あつひ 厚い氷のこと
後前 あとさき 前後
誂ふ あとらふ 結婚を申しいれる/たのむ/そそのかす
補ふ あななふ 補佐する/補助する
輔ふ あななふ 補佐する/補助する
相生 あひおひ 生まれも育ちも同じであること/一つの根から幹が二つに分かれてはえること
相嘗 あひなめ 共に食べる
相嘗 あひにへ 共に食べる
相総て あひふさねて 総括する/すべくくる/束ねまとめる/「総ぬ」とも
相接え あひまみえ 「会う」の謙譲語/お目にかかる
饗ふ あふ 食事をもてなす/接待する
仰ぐ あふぐ 上を向く/尊敬する/うやまいしたう
天雲の退ぎ方 あまぐものそぎへ 「天雲の」は枕詞で「退ぎ方」は遠く離れた所
天聳る あまそそる 天に高くそびえたつ
天路遥けき あまぢはるけき 遥か彼方から
天津菅曾 あまつすがそ 祓いの具/天津国に生える菅(すげ)
天津八平手 あまつやひらで 神を拝むときに八度手を打つこと(本教では4拍手のこと)
甘菜・辛菜 あまな・からな 青菜、根菜/色々な野菜
遍く あまねく 広くゆきわたる/すべてがそうなる
天走鳥 あまはせどり 神事の使いをする者
天地の理 あめつちのことわり 道理/真理
過ち あやまち やりそこない/失敗/男女が出来心で結ばれること/罪/とが/けが
過つ あやまつ まちがえる/不正のおこないをする/そむくこと/健康や一身をそこなう/命を失う/人を殺傷する
誤つ あやまつ まちがえる/不正のおこないをする/そむくこと/健康や一身をそこなう/命を失う/人を殺傷する
綾目 あやめ 物の区別
文目 あやめ 物の区別
新城 あらき 死者を仮に収めて祀ること
殯宮 あらきのみや 「殯」は「新城」と同じ/死者を仮に収め祀る所/「もがりのみや」とも
荒稲 あらしね 籾、玄米の類/⇔「和稲」
新し あらたし 新しい
新たし あらたし 新しい
荒妙 あらたへ 織り目に荒い粗末な布/麻布
荒玉 あらたま 掘り出したままで、まだ研きをかけていない玉
荒璞 あらたま 掘り出したままで、まだ研きをかけていない玉
あらたま 掘り出したままで、まだ研きをかけていない玉
革りて あらたまりて 変化して
顕す あらはす はっきりと示す/口に出して言う/知らせる/うち明ける/書き記す
表す あらはす はっきりと示す/口に出して言う/知らせる/うち明ける/書き記す
露に あらはに 物事が明らかになる/はっきりする/むき出し
現る あらはる 隠れたものが表面化する/出現する
生る あらはる 生ずる/表れる
生る ある 生ずる/表れる
或は あるは あるいは
生れ出で あれいで 生まれ出る
青人草 あをひとくさ 人民/庶民
蒼生 あをひとくさ 人民/庶民
間投助詞/人名の末に付いて、語調を整える
癒え いえ 病気がなおる/本復する
厳し いかし 厳めしく立派である/盛んである/はげしい/荒々しい
重し いかし 重々しい/重要だ
茂し いかし 茂り栄える/繁盛する/勢いが盛んである
厳鉾 いかしほこ いかめしくりっぱである
茂御世 いかしみよ 繁栄した世/勢いの盛んな世
五十橿八桑枝如す いかしやぐはえなす 大きく茂り栄えた橿や桑のように立派な
五樫八桑枝の如 いかしやぐはえのごと 大きく茂り栄えた橿や桑のように立派な
教勢 いきほひ 教団(お道)の勢い   
勢ひ いきほひ 威力/威勢/勢力/気勢/様子
いく 生きる/生(活)かす
いく 生きる/生(活)かす
幾十度 いくそたび 数度/数多い
活日 いくひ いきいきと栄える吉日/祭日、儀式日を祝っていう
生日 いくひ いきいきと栄える吉日/祭日、儀式日を祝っていう
生日の足日 いくひのたるひ いきいきと栄え、諸事諸物の豊かに足りた日
信ひ いけがひ 承諾する/引き受ける
信仰 いけび 信仰
些か いささか ほんのわずか/ちょっと/少しも
聊か いささか ほんのわずか/ちょっと/少しも
十六夜 いざよい 旧暦に16日の夜
基礎 いしずゑ 土台/物事に基礎/物事の中心人物
いしずゑ 土台/物事に基礎/物事の中心人物
石工 いしのたくみ 石に関わる職人のこと
石碑 いしぶみ 石碑/墓石
五十 いそ(まり) 数字の50
勤しむ いそしむ 精勤する/勤勉であると認める
恪しむ いそしむ 精勤する/勤勉であると認める
甚く いたく 甚だしく/ひどく/非常に/それほど/たいして
痛し いたし きわめてはなはだしい/苦しい/肉体に苦痛を感じる/心に強く感じられるほどすぐれている/なかなか立派だ
病煩 いたづき 骨折り/苦労/支障/功労/病気
労き いたづき 骨折り/苦労/支障/功労/病気
労苦 いたづき 骨折り/苦労/支障/功労/病気
悼ましき いたましき かわいそうだ/ふびんだ/なげかわしい/つらい/迷惑だ/難儀だ
いち すぐれた/はなはだしい
一段 いちだん ひと区切り/場面/順序/ひときわ/いっそう
逸早く いちはやく 恐ろしく厳しい/ゆゆしい/はげしい/鋭い/気の早い/性急だ/すばやい
いつ 尊厳なこと/厳粛なこと/神聖なこと
いつ 数字の5
稜威 いつ 尊厳なこと/厳粛なこと/神聖なこと
斎かれ給ひ いつかれたまひ 心身を清めて慎んで神様にお仕えさせていただく
慈み いつくしみ いつくしむ/思いやり/恵み/大切にする/かわいがる
慈悲 いつくしみ いつくしむ/思いやり/恵み/大切にする/かわいがる
一生 いっしゃう 生まれて死ぬまで/終生
何地 いづち どちら/どの方角/どこ
伊豆の真屋 いつのまや 忌み清められた屋根付きの神聖な家
いと ほんとに/とても/ひどく/あまり/そうたいして
いと ほんとに/とても/ひどく/あまり/そうたいして
伊徹り いとおり 「伊」は強調/通り過ぎる/貫く/つきとおる/しみとおる/とどく/透ける/達せられる/聞こえる/知れ渡る/気がきく
最悲し いとかなし 「最」は修飾で「もっとも」「たいへん」の意/しみじみ嘆かわしい/哀れだ/かわいそうだ/ひどい/口惜しい
幼し いとけなし 幼い/心が幼稚である/おろかだ
愛子 いとしご かわいらしい子供/愛しい子
営み いとなみ 営むこと/つとめ/仕事/家業/したく/準備
営業 いとなみ 営むこと/つとめ/仕事/家業/したく/準備
労し いとほし かわいそうだ/気の毒だ/かわいい/いじらしい
愛しむ いとほしむ ふびんに思う/気の毒に思う/かわいいと思う/かわいがる
甚能く いとよく 「甚」は修飾で「はなはだ」の意/よく/うまく/りっぱに/十分に/たびたび/しばしば
古人 いにしえびと 昔の人/先師
古へ いにしへ 過ぎ去った古い時代/経験の中に過ぎ去った頃/過去/すぎし日
生涯 いのちのかぎり 生涯/命のある限り
祈りごち いのりごち 神に祈ることをする/神に願い事を告げる動作をさす
岩垣 いはがき 岩石が自然の垣のように連なっている所/人口の石垣
岩崩す いはくだす 怖し、畏しに掛かる枕詞
斎ひ いはひ 物忌みすること/心身を清浄にして神を祭ること/神を祭る場所
斎主 いはひぬし 祭主
伊這廻り いはひもとほり はいまわる(伊は接頭語)
祝寿礼び いはひゐやび 祝ことほいでうやうやしくする
斎ふ いはふ 物忌みする/慎み祭る/大切にする/かしずく
いへ 住みか/家族と住む家/妻/家族/家柄
家督 いへのこと 父の跡目/家のあとつぎ/嗣子
家宅 いへやしき 家建物
五百津 いほつ 数が多いという語
いまし 人称代名詞(二人称)/あなた
坐そかり いまそかり いらっしゃる/おいでになる
忌み いみ けがれを避けて慎むこと/遠慮/はばかりがあること/喪に服すること/ある方角を避けること
斎み いみ けがれを避けて慎むこと/遠慮/はばかりがあること/喪に服すること/ある方角を避けること
甚じ(き) いみじ(き) はなはだ/非常に/ことのほか/はげしく/大変ひどい/とんでもない
忌日 いみび 死や血に対してのけがれを避ける日
斎日 いみび 神聖で犯すことのできない日
妹背の談ひ いもせのかたらひ 夫婦の会話
いや いよいよ/ますます/最も/いちばん/非常にの意
弥次々に いやすくすくに 次第に繁盛していくように
赫灼 いやちこ 著しいさま/あらたかなこと
顕著に いやちこに 明白である/霊験が顕著である/あらたかである
弥著に いやちこに 明白である/霊験が顕著である/あらたかである
弥次々に いやつぎつぎに いやすくすくにと同じ
弥遠永に いやとおながに 永遠に
最終の式 いやはてののり 本教では終祭、告別式等を含む葬儀式
謝ぶ いやぶ 感謝の気持ちを持つ
伊逝き いゆき 「伊」は接頭語/死去する
弥々 いよよ ますます/いっそう/確かに/とうとう/ついに
いよよ ますます/いっそう/確かに/とうとう/ついに
愈々 いよよ ますます/いっそう/確かに/とうとう/ついに
入紐の いれひもの 同じ心、さすにかかる枕詞
親族 うから 親しい間柄の人/親族/(「から」は血縁を示す)
苦瀬 うきせ つらい時/つらい境遇/苦しい立場
浮瀬 うきせ つらい時/つらい境遇/苦しい立場
憂瀬 うきせ つらい時/つらい境遇/苦しい立場
憂き節 うきふし つらく悲しいこと
盞結 うきゆい 杯を取り交わして心の変わらないことを誓約すること/結婚
誓盃 うきゆい 結婚/三三九度の盃
結婚 うきゆひ 結婚
結婚式 うきゆひののり 結婚式
受く うく 身に受ける/こうむる/納受する/容認する/受け入れる/承認する/信頼する/信用する/攻撃を受け止める/防ぐ/迎える/請け出す
承く うく 身に受ける/こうむる/納受する/容認する/受け入れる/承認する/信頼する/信用する/攻撃を受け止める/防ぐ/迎える/請け出す
信く うく 身に受ける/こうむる/納受する/容認する/受け入れる/承認する/信頼する/信用する/攻撃を受け止める/防ぐ/迎える/請け出す
亨け諾ひ うけうづなひ 受け納める/承諾する
肯ひ うけがひ 承知/承諾/信用/容認
信ひ うけがひ 承知/承諾/信用/容認
うけひ 誓約/神意によって吉凶黒白を判断する信仰行事
誓約 うけひ 誓約/神意によって吉凶黒白を判断する信仰行事
受け引く うけひく 承知する/承諾する/同意する
誓ふ うけふ 祈る/祈願する/人をのろう
信ぶ うけぶ 神を信じる/神のおかげを蒙る
大人 うし 土地を領有する人の敬称/師匠、学者の敬称
転々 うたた ひどく/程度の進むさま/いよいよ/嘆かわしく/いやに
転た淋ぶしく うたたさぶしく いよいよさびしく/ますますさびしく
転々 うたて ますます/はなはだしく/いやなことに/嘆かわしく/いとわしく
憂たてし うたてし はなはだ嘆かわしい/いとわしい/いやだ/情けない/悲しい/むごたらしい
楽人 うたびと 祭典楽を奏する人
伶人 うたびと 祭典楽を奏する人
氏子 うぢこ 氏神の子孫/地主神の守護する地に住む人
内外 うちと 内と外/家の内外/国の内外
内政 うちわ 家庭内の関係/国の政治
宇豆 うづ 尊いこと/珍しいこと
うづ 尊いこと/珍しいこと
うづ 尊いこと/珍しいこと
愛し うつくし かわいい/いとしい/愛らしく美しい/きれいだ/りっぱだ/きれいさっぱりとしている
美し うつくし かわいい/いとしい/愛らしく美しい/きれいだ/りっぱだ/きれいさっぱりとしている
愛しび うつくしび 慈しむこと/可愛がること/慈悲
愛しぶ うつくしぶ 慈しむこと/可愛がること/慈悲
愛しみ うつくしみ 慈しむこと/可愛がること/慈悲
愛しむ うつくしむ 可愛がる/いつくしむ
顕し うつし 実際に存在している/現実である
現し うつし この世に実在している/現存している/意識がしっかりしている
写真 うつしえ 写真のこと
現身 うつしみ 現世に生きていた頃の肉体/現世で生きている人
顕世 うつしよ 現実にこの世に生きている人間/現世/この世
現世 うつしよ 現実にこの世に生きている人間/現世/この世
現代 うつしよ 現実にこの世に生きている人間/現世/この世
現世の閉目 うつしよのとじめ 人生の最期
現世の御命 うつしよのみいのち この世の命
空蝉 うつせみ 現実にこの世に生きている人間/現世/この世
現身 うつせみ 現実にこの世に生きている人間/現世/この世
現身 うつそみ 現実にこの世に生きている人間/現世/この世
空身 うつそみ この世に生きている人/人の世
現人 うつそみ この世に生きている人/人の世
諾ふ うづなふ 神が「よし」とする/承諾する
空魂 うつみたま 魂そのものが様々に働く様
疎し うとし 疎遠だ/親しみが少ない/関係が薄い
疎む うとむ いやだと思う/うとんずる/おろそかにする/うとんじさせる
海路 うなぢ 船道/「うみじ」とも
鵜根突貫き うなねつきぬき 鵜が頚(首)を水中に衝き入れるように、人が頚を突き出し垂れて、神を敬い平伏する意味
頚根衝貫き うなねつきぬき 鵜が頚(首)を水中に衝き入れるように、人が頚を突き出し垂れて、神を敬い平伏する意味
宣(なり) うべ(なり) ほんとうに/なるほど/もっともなことだ
宜な宜な うべなうべな なるほどなるほど/ほんとうにほうとうに
諾ふ うべなふ 承諾する/服従する
甘酒 うまざけ おいしい酒
可美し うまし 不足なくりっぱだ/十分備わって美しい/快い/味がよい/都合がよい/たくみだ/手際よい/おろかだ/あまい
可怜 うまし 不足なくりっぱだ/十分備わって美しい/快い/味がよい/都合がよい/たくみだ/手際よい/おろかだ/あまい
甘し うまし 不足なくりっぱだ/十分備わって美しい/快い/味がよい/都合がよい/たくみだ/手際よい/おろかだ/あまい
美し うまし 不足なくりっぱだ/十分備わって美しい/快い/味がよい/都合がよい/たくみだ/手際よい/おろかだ/あまい
味し うまし 不足なくりっぱだ/十分備わって美しい/快い/味がよい/都合がよい/たくみだ/手際よい/おろかだ/あまい
殖る うまはる 生まれて増える/繁盛する
生る うまはる 生まれて増える/繁盛する
善人 うまひと 「うま」は接頭語で立派なという意、立派な人/身分の高い人
甘ら うまら 「うまし」の語幹に「ら」が付いた/うまいこと/甘いこと
味ら うまら 「うまし」の語幹に「ら」が付いた/うまいこと/甘いこと
美らに うまらに 不足なくりっぱだに/十分備わって美しく/快いく/味がよく/都合よいく/手際よく
子孫家族 うみのこやから 家族子孫
宇牟賀志 うむがし よろこばしい/めでたい
うむがしむ うむがしむ 喜ばしく思う
うむかむ うむかむ 喜ばしく思う
宇良賀す うらがす 心を慰める/心を楽しませる
浦安 うらやす 「うら」は心の意、心安いこと/安心
心若き うらわかき 「心」は「うら」の当て字/若くてみずみずしい/新鮮だ/若々しい/幼い
美はし うるはし 愛すべきだ/りっぱだ/いとしい/最愛なる/親しい/仲がよい/欠点なく美しい/きちんとしている/端正である/完全ですきがない/やさしい
霑ふ うるほふ しめる/しめらす/ぬれる/ぬらす/恩恵をこうむる/恩恵をほどこす/ひたる/ひたす
慨たむ うれたむ 嘆かわしく思う/うらめしく思う
患ふ うれふ 悲しみを訴える/嘆き告げる/感嘆する/嘆き願う/嘆く/わずらう/心配する
愁ふ うれふ 悲しみを訴える/嘆き告げる/感嘆する/嘆き願う/嘆く/わずらう/心配する
憂ふ うれふ 悲しみを訴える/嘆き告げる/感嘆する/嘆き願う/嘆く/わずらう/心配する
選む えらむ 選ぶ/吟味する/取り調べる
おい 年老いること/老年/年とったの意
おうな 年をとった女/老女
おうな 年をとった女/老女
老媼 おうな 年老いた女性
負那負那 おうなおうな 各自めいめい/めいめいの力量に応じて/それぞれの分に応じて
大地 おおつち 地のこと
大直びに おおなほびに 斎み慎むことが終わって、平常通りに直すこと/「神」「大」も接頭語
岡毘 おかび 丘のほとり/丘のあたり
おきな 年をとった男/年寄り/老人に対する敬称/老人の自称
奥所 おくが 奥まった所/はて/「おくがなし」で、はてしがない
奥城 おくつき 墓/神の宮居
奥津城 おくつき 墓/神の宮居
奥御床 おくつみどこ 神璽、霊璽、あるいは遺骨などを安置する所
奥津御床 おくつみどこ 神璽、霊璽、あるいは遺骨などを安置する所
奥津藻葉 おくつもは 沖の海に生えている藻が長いことから「永く」にかかる詞
諡名 おくりな 死者におくられる名/しごう
雄心 おごころ 男らしい強い心
起す おこす 立たせる/立てる/勇気を起こす/心をふるい立たせる/盛んにする/衰えたものを再興する/事を始める
興す おこす 立たせる/立てる/勇気を起こす/心をふるい立たせる/盛んにする/衰えたものを再興する/事を始める
修行 おこなひ 修行のこと
老叟 おじ 年老いた男性
庭訓 おしえ 家庭の教育/「ていきん」のこと
教会 おしえのにわ 教会/広前/祭場
条々と おじおじと 道筋のたっていること
押し照る おしてる くまなく照る/明るく照る
鴛鴦の睦まじく おしどりのむつまじく 仲のよい様子
男じもの おじもの 男らしくないと反省する気持ちと、それに対して男だと反発する気持ちとの複合した意味/神を拝する様態の形容句として使用される儀式用語
恐れ おそれ 恐れること/慎み/敬意/心配/気づかい
穏し おだ(ひ)し 穏やかに
和穏しく おだしく 穏やかに/落ち着いて/安らかに
和穏 おだひ 穏やかだ/落ち着いている/安らかである
穏ひに おだひに 穏やかに
和穏ひに おだひに 穏やかに
落つ おつ 降る/散る/髪が抜け落ちる/髪が少なくなる/欠ける/沈む/没する/光が地上に届く/光がさす/落ちぶれる/衰える/堕落する/精進落ちをする/ひそかに逃げる/落ち着く/帰着する/自供する/納得する/了解する
怖づ おづ 恐れる/こわがる
懼づ おづ 恐れる/こわがる
訪ふ おとなふ たずねる/おとずれる/相談する/さがす
大人ぶ おとなぶ おとならしくなる/年がふける/おとなになる/成長する/大きくなる
己が おのが 私が/自分が/私の/自分の
己がじし おのがじし 人それぞれ/各自思い思いに
自然に おのがてに 人工を加えず自然に/ひとりでに/長い間にはおのずと/多くの中では/まれには/偶然に/もしも/万一
己が乖々 おのがむきむき それぞれ方向を異にして/別々に/思い思いに
自然に おのづからに 人工を加えず自然に/ひとりでに/長い間にはおのずと/多くの中では/まれには/偶然に/もしも/万一
各自各自 おのもおのも 各自それぞれ
御在します おはします 「おはす」に「ます」を加えて敬意を強める
在す おはす いらっしゃる/おられる/生きておられる/おありになる
負ふ おふ ふさわしい/似合う/相応する/背負う/身に受ける/ひき受ける/こうむる/持つ/備え持つ/物を借りる
大御神霊 おほかむみたま 霊のこと
大御神徳 おほかむみとく 天地の神様の御神徳/生神金光大神様の取次の働き
大御神徳 おほかむみのり 天地の神様の御神徳/生神金光大神様の取次の働き
大御神業 おほかむみわざ 天地の神様の御神徳/生神金光大神様の取次の働き
負気なし おほけなし 身のほどをわきまえない/その身に似つかわしくない/恐れ多い/もったいない
祖父 おほぢ 祖父
大父 おほぢ 祖父
負な負な おほなおほな 各自めいめい/めいめいの力量に応じて/それぞれの分に応じて/一生懸命
祖母 おほば 「おおはは(大母)」の約/父母の母/祖母
大坐し坐す おほまします 「います」「まします」の敬語/「おはします」と同意
大座し坐す おほまします 「います」「まします」の敬語/「おはします」と同意
大御 おほみ 神、天皇の物事を尊敬していう語
大御教 おほみおしへ 教えの尊敬語
大御神璽 おほみかむしるし 神璽のこと
大御神璽 おほみかむみしるし 神璽のこと
大御神霊 おほみかむみたま 霊のこと
大御神業 おほみかむわざ 天地の神様の御神徳/生神金光大神様の取次の働き
大御恩頼 おほみたまのふゆ 天地の神様の御神徳/生神金光大神様の取次の働き
大御手風 おほみてぶり 風俗/習慣/慣わし/教祖、師匠の御神勤ぶり
大神徳 おほみのり 天地の神様の御神徳/生神金光大神様の取次の働き
大神慮 おほみはかり 神のお心/神のはからい
大御一世 おほみひとよ 人の生きている間、その世界/教祖、師匠の御一代、御一生
大御前 おほみまへ 神の前/敬うべき人の前
大御恩頼 おほみめぐみ 天地の神様の御神徳/生神金光大神様の取次の働き
大神徳 おほみめぐみ 天地の神様の御神徳/生神金光大神様の取次の働き
おぼろ はっきりしない/ぼんやりかすんでいるさま
朧か おぼろか おろそか/おざなり
おみな 年をとった女/老女
面変はり おもがわり 顔かたちが変ること/外貌が変化すること
惟みし おもみし よくよく考えてみる/思いめぐらす
重らか おもらか 思いさま/慎重だ/軽々しくないさま
面輪 おもわ
おや 先祖/元祖
恩愛の情 おんないのこころ 恵み慈しむ心/情愛
御一生 おんひとよ 人生/人の一代
御生涯 おんひとよ 人生/人の一代
被らしめ かうぶらしめ 受けさせられる
被る かうぶる 負う/受ける/いただく
冠る かうぶる 負う/受ける/いただく
かうべ 人体の首より上の部分/「首」とも
係ふ かかづらふ つかまって歩く/関係する/つながりを持つ/かかわりあう/たずさわる/従事する/まついつく/つきまとう/こだわる/とらわれる/この世につながる/生きながらえる/かかわりあってとどまる/関係してさしつかえる/わずらう/なやむ
数並べて かがなべて 日々を並べての意/日数を重ねて
日々並べて かがなべて 日々を並べての意/日数を重ねて
蒙る かがふる こうむる/受ける
手本 かがみ 手本/見本/見習うもの
舁き据う かきすう かついできて置く
堅磐常磐に かきはときはに 永久に不変なこと
恪勤 かくきん なまけずに勤めること/精勤/「かくごん」
恪勤 かくご なまけずに勤めること/精勤/「かくごん」
恪勤 かくごん なまけずに勤めること/精勤
適しき かぐはしき すばらしい
幽事 かくりごと 神の世界の事/死後の世界の事
隠身 かくりみ 身を隠す/神上がる
幽界 かくりよ 神の世界/死後の世界
幽世 かくりよ 神の世界/死後の世界
幽府 かくりよ 神の世界/死後の世界
幽冥 かくりよ 神の世界/死後の世界
香具和し かぐわし 心が引かれるようなさま/すばらしい
家業 かげふ 生活を支える営み/家業
掛巻も かけまくも ことばに出して言うこと/「いわまく」と同じ/一説に、心にかけて思うこと
畏し かしこし 恐ろしい/恐るべきである/おそれおおい/慎むべきである/つつましい/もったいない/尊い/ありがたい/すぐれている/賢い/すばらしい
恐し かしこし 恐ろしい/恐るべきである/おそれおおい/慎むべきである/つつましい/もったいない/尊い/ありがたい/すぐれている/賢い/すばらしい
惶む かしこむ おそれはばかる/かしこまる/謹んでうけたまわる
懼む かしこむ おそれはばかる/かしこまる/謹んでうけたまわる
侍く かしづく 大事に守り育てる/世話をする/後見する
傅く かしづく 大事に守り育てる/世話をする/後見する
樫の実の かしのみの ひとつ、ひとりにかかる枕詞
加曽けき かそけき はるかな/ほのかな
幽路 かそけきみち 静かな道/淋しい道
幽けし かそけし はるかな/ほのかな
数まへる かぞまへる 数えること
辱し かたじけなし 高大なすぐれた物に対して恥じ恐れる気持/はずかしく恐ろしい/もったいない/おそれいおおい/身に過ぎた恩恵に対して感謝する気持ち/ありがたい
忝し かたじけなし 高大なすぐれた物に対して恥じ恐れる気持/はずかしく恐ろしい/もったいない/おそれいおおい/身に過ぎた恩恵に対して感謝する気持ち/ありがたい
傾く かたぶく かたむく/かたむける/月、日が西に沈みかける/くつがえる/くつがえす/滅びる/滅ぼす/首を傾けて不思議がる/あやしむ/首をかしげて考える/耳を傾けてよく聞こうとする/器を傾けて中の物を出し尽くす/物のありったけを出し尽くす/酒などを飲む/非難する
片設く かたまく いちずに心を寄せる/傾注する
協ふ かなふ 適する/適合する/適合させる/条件が合う/条件が合うようにする/思う事がなる/願いが成就する/願いを成就させる/なすことができる/つり合う/対抗できる
予てより かねてより 前もって/前から
効なし かひなし 益がない/むだである/役にたたない/しかたがない
退院り かへり 入院患者が病院から引き上げること
返り言つ かへりごつ 返事/返礼
帰言 かへりごと 返事/返礼
復命 かへりごと 返事/返礼
返言 かへりごと 返事/返礼
皈言 かへりごと 返事/返礼
感謝 かへりごとまほし 神仏に願いを立てたあとのお礼
謝恩 かへりごとまほし 神仏に願いを立てたあとのお礼
報賽 かへりまうし 神仏に願いを立てたあとのお礼
報賽 かへりまをし 神仏に願いを立てたあとのお礼
感けまして かまけまして 「感く(かまく)」で感心するも意/気をとられる
釜の柱 かまのはしら たね火/一家の大黒柱
神垣 かみがき 神聖である場所を示すもの/神社/「神垣の」で神社のある土地にかかる枕詞
神位 かみくら 神の居場所/霊の位
神府 かみのみかど 皇居/朝廷/神の元
神事 かみわざ 朝廷内外で行なわれた神楽などの、神に関する行事/祭典/神事/
神上がる かむあがる 人が神として天に上がる/天皇、皇族が死ぬこと
神輔ひ かむあななひ 補佐する/補助する
神縁 かむえにし 神と人間との縁/神のよって結ばれた人と人との縁
神位 かむくら 神の居場所/霊の位
神理 かむことわり 神のお心/道理
神避る かむさる この世を去り、神になる/神上がる
神殿 かむどの 神を奉斎している所
随神 かむながら 神でおありになるままに/神のお心のままに
惟神 かむながら 神に御心のままに
神直び かむなほび 凶事を直して吉事とすること
神直日大直日 かむなほびおほなほび 斎み慎むことが終わって、平常通りに直すこと/「神」「大」も接頭語
神和はし かむにぎはし おだやかに/なごやかに
神上ぼる かむのぼる 「かむあがる」に同じ
神慮 かむはかり 神のお心/神のはからい
神量り かむはかり 神のお心/神のはからい
神寿ぎに祝ぎ かむほぎにほぎ 祝いことほぐ
神府 かむみかど 皇居/朝廷/神の元
神慮 かむみこころ 神のお心/神のはからい
神璽 かむみしるし 神のしるし/神の証し
神覧し かむみそなはし 「見る」の尊敬語/ご覧になる/「見行はす」とも
神霊璽 かむみたましるし 神(霊)のしるし/神(霊)の証し
神冥福 かむみのり 死後の幸福
神御議 かむみはかり 神のお心/神のはからい
神御量 かむみはかり 神のお心/神のはからい
神恩 かむみめぐみ 神のお心/神のはからい
神任 かむよざし 神から与えられた御用/神から与えられた使命
神命 かむよざし 神から与えられた御用/神から与えられた使命
辛菜・甘菜 からな・あまな 青菜、根菜/色々な野菜
仮初め かりそめ その場かぎりのこと/ふとしたこと
苅萱の かるかやの 乱るにかかる枕詞
かれ 接続詞/ゆえに/そこで/文のはじめ、または、いったん切れた文を受ける時に用いる
故れ かれ 接続詞の一つ/だから/ゆえに
九死一生 きぅしいっしゃう 10の内9までが死に、1しか生きられないという大病
伝聞く きくならく 聞いたことには/聞くところによると
奏上奉る きこえあげまつる 申しあげる
聞召す きこしめす 「聞く」の尊敬語、お聞きになる/お聞き入れになる/お許しになる/「飲む」「食う」などの尊敬語、召し上る/政治を行なう、統治するの尊敬語、お治めになる/だまされる/一ぱい食う
聞食す きこしめす 「聞く」の尊敬語、お聞きになる/お聞き入れになる/お許しになる/「飲む」「食う」などの尊敬語、召し上る/政治を行なう、統治するの尊敬語、お治めになる/だまされる/一ぱい食う
聞こす きこす 「言う」の尊敬語、おっしゃる/「聞く」の尊敬語、お聞きになる
きざはし 階段/段
きそ きのう。「きず」「こぞ」とも/ゆうべ/昨夜
昨夜 きそ きのう。「きず」「こぞ」とも/ゆうべ/昨夜
きぞ きのう。「きず」「こぞ」とも/ゆうべ/昨夜
昨日 きぞ きのう。「きず」「こぞ」とも/ゆうべ/昨夜
昨夜 きぞ きのう。「きず」「こぞ」とも/ゆうべ/昨夜
昨日 きのふ きのう。「きず」「こぞ」とも/ゆうべ/昨夜
厳し きびし 厳重である/おごそかだ/きつい/激しい/むごい/険しい/はんはだしい/ひどい/ことのほかだ/けっこうだ
きゃう みやこ/帝都/平安京、今の京都市
ぎゃう 過去に、身、口、意の三業によってなした善悪いっさいの行為/僧や修験者が定められた業を修めること/いずれも仏教用語
きよし きよらかだ/美しい/曇っていない/明らかである/潔白である/邪念がない/さわやかである/気持ちがよい/残るところがない/あとかたがない
きよし きよらかだ/美しい/曇っていない/明らかである/潔白である/邪念がない/さわやかである/気持ちがよい/残るところがない/あとかたがない
浄回り きよまはり 神事の儀式などに当って心身の汚れを払い清めること/物忌み/潔斎
清回り きよまはり 神事の儀式などに当って心身の汚れを払い清めること/物忌み/潔斎
清ら きよら 美しい/美しさ/美麗
陸路 くがぢ 陸上を通る道/陸地
種々 くさぐさ いろいろ/さまざま
草包み くさづつみ 「やまひ(病)」にかかる枕詞
挫け くじけ 挫折する
霊異に くしびに 霊妙不思議に
奇し霊 くしみたま 神秘な力を持つ神霊
奇御霊 くしみたま 神秘な力を持つ神霊
奇し くすし 霊妙である/不思議である/神秘的だ/(普通とは変わっているので)かたくなである/まじめくさっている
霊し くすし 霊妙である/不思議である/神秘的だ/(普通とは変わっているので)かたくなである/まじめくさっている
医師 くすし 医者のこと
降ち くたち 傾くこと/末になること/夜がふけること
口惜し くちをし 不本意だ/残念だ/情けない/つまらない/感心しない/劣っている/とるに足りない
頽る くづほる 衰える/弱る/衰弱する/気がくじける/気がよわる
国内 くぬち 国中/国政
細鉾 くはしほこ 精密な武器/「細戈千足る国(くはしほこちたるくに)」で日本の美称
組織 くみたて 組織/事物間のかかわり
悔し くやし 後悔される/残念だ/無念だ/現代語の「くやしい」のように、他人への感情はない
くらゐ 皇位/位階/朝廷における席次/等級/優劣高下/地位/品位
車の軾 くるまのしきみ 車の前部にさしわたしてある横木/しきみに両手をかけてからだをふせ車の上から礼をすること
呉竹 くれたけ 世、夜、よるにかかる枕詞
鉄溶かす くろがねとかす 鋳物
参加はり くわわり なかまに加わること/参列
ぐゎん 神仏に祈願すること/日数を定めて殿堂にこもりて行などをすること
あやしいこと/不思議なこと/怪異/もののけ/たたり
様子/けはい/そぶり/気分/心地
ふだん/平常/⇔「はれ」「公」
けい 事の意味、内容/趣旨/上位の者が下位の者に対し自己の思いや、祈りを下げる意味
稽古 けいこ 学問すること/学問に通じた人/諸芸を学び練習すること/学習
教会 けぅくゎい 教会/広前/祭場
教会長 けぅくゎいちゃう 教会長
教師 けぅし 教師
教信徒 けぅしんと 教徒、信徒
教勢 けぅせい 教団(お道)の勢い   
清ら けうら 清らかに美しいさま
教老 けぅらぅ 教老
区別 けじめ あるものと他のものとのちがい
実に げに まことに/実際に
険し けはし 危険だ/あぶない/きびしい/はげしい/てごわい/せわしい/あわただしい
嶮し けはし 危険だ/あぶない/きびしい/はげしい/てごわい/せわしい/あわただしい
今日 けふ この日/本日/現在
閲す けみす 調べる/あらためてみる/検閲する
乞い願ぎ こいねぎ 神仏に祈り願う
ここ 数字の9
許々多 ここだ こんなに数多く/たくさん/はなはだしく/こんなにもひどく
許多 ここだ こんなに数多く/たくさん/はなはだしく/こんなにもひどく
幾多 ここだ 大変多くの/沢山の
許多久 ここだく こんなに数多く/たくさん/はなはだしく/こんなにもひどく
九十 ここのそ(まり) 数字の90
意義 こころ 意義/意味/趣意
心準備 こころしつらひ 予期して用意すること/心構え
本意なくも こころなくも おもいがけず
心慰め こころなごめ 心を慰めること/心がはればれとなる/気晴らし/やさしくして悲しみや苦しさを忘れさせ、心をなごやかにしてあげる
往時 こしかた 過ぎ去った時/過去
去年 こぞ 去年/昨年
昨年 こぞ 去年/昨年
挙る こぞる 残らず揃う/大勢集まる/皆連れ立つ
言挙げ ことあげ 言葉に出していいたてること/揚言すること
言上げ ことあげ 言葉に出していいたてること/揚言すること
事竟え ことおえ 物事が終わり
悉く ことごとく すべて/残らず/まったく/非常に
故に ことさらに 特別に
如し ごとし (同等を表す)〜の通りだ/〜と同じだ/(類似を表す)〜に似ている/〜のようだ/(例示を表す)たとえば〜のようだ/(不確かな断定を表す)〜らしい
言問ふ こととふ ものいう/ことばをかわす/話しをする/たずねる/質問する/男女が言いかわす/訪問する/おとずれる
事蹟 ことのあと 事跡/業績/あしあと
言葉 ことのは 言葉
言依さす ことよさす 依頼する/委任する
言別きて ことわきて 言葉を改めていう
辞別きて ことわきて 言葉を改めていう
条理 ことわり 物事のすじみち/情理
道理 ことわり 道理/真理
ことわり 道理/理屈/理由
言竟奉る ことをへまつる 言葉を尽くして神を祭る
之の処 このところ この場所/このごろ
希ふ こひねがふ 願い望む
乞ひ祈む こひのむ 神仏に祈り願う
交交 こもごも 入り交じっているようす/かわるがわる
臥やす こやす 臥(こ)ゆの尊敬語/横におなりになる/死者がよこたわる
古呂 ころ 虫の鳴き声
候ふ さうらふ 体言や副詞に付く断定に助動詞「なり」の丁寧語/〜です/〜でございます
気性 さが 生まれつき/性質/ならわし/習慣/しるし/前兆
さが 生まれつき/性質/ならわし/習慣/しるし/前兆
性質 さが 生まれつき/性質/ならわし/習慣/しるし/前兆
険し さがし 危険だ/あぶない/きびしい/はげしい/てごわい/せわしい/あわただしい
嶮し さがし 危険だ/あぶない/きびしい/はげしい/てごわい/せわしい/あわただしい
賢しらに さがしらに 利口そうに振る舞うこと/もの知り振るさま
さかひ さかい目/境界/境地/境遇/自己が遭遇する外界/土地/場所/地方
逆ふ さかふ 逆らう/そむく/はむかう/敵対する
離る さかる 離れる
幸く さきく 無事に/まちがいなしに
さきはひ 幸運/幸福
幸ふ さきはふ 幸福を得る/栄える/幸いを与える/栄えさせる
幸御魂 さきみたま 人に幸福を与える霊魂/さちみたま
幸霊 さきみたま 人に幸福を与える霊魂/さちみたま
幸霊奇霊 さきみたまくしみたま 人に幸福を与える霊魂と神秘な力を持つ神霊
颯々(の声) さっさっ(のこゑ) 風の吹く音/鈴の鳴る音/さらりとしたさま/あっさりと
賢く さとく かしこく/利発に
慧く さとく 細かく心が働き、さかしいさま/気がきくさま
聡く さとく ものごとを理解するのが早く
賢く さとしく かしこく/利発に
宛ら さながら まるで/あたかも
寂然に さながらに そのままに/それなりに/ことごとく/すっかりと/ちょうど/まるで
さは たくさん
さは 水がたまり草のはえ茂った低い土地/渓流/谷川
沢に さはに たくさんに
障り さはり さしつかえ/月経
障ふ さふ ひっかかる/つかえる/止める/じゃまをする
候ふ さぶらふ いる/伺候している/「行く」の謙譲語/おうかがいする/参る/「あり」の謙譲語/あります/ございます/「あり」の丁寧語/いたします/おります
侍ふ さぶらふ いる/伺候している/「行く」の謙譲語/おうかがいする/参る/「あり」の謙譲語/あります/ございます/「あり」の丁寧語/いたします/おります
狭迷い さまよい 「彷徨い」で所定まらずうろうろする/漂う/心が安定しない/気が動き移る
侍ふ さもらふ 様子を見守る/貴人のそばにはべっている
鮮やけき さやけき 清い/すがすがしい/けがれがない/潔白だ/はっきりしている/「分明けし」とも
障り さやり さしつかえ/月経
障る さやる 触れる/ひっかかる/さしつかえる
修行 しぅぎゃう 修行のこと
流石に しかすがに それはそうだがしかし/そうはいうもののやはり/なんといってもやはり
加之 しかのみならず そればかりでなく/その上
布施す しきほどこす 人に物を施しめぐむこと
繁し しげし 草や木がおい茂っている/量が多い/たくさんある/たえまない/しきりである/わずらわしい/うるさい
蕃し しげし 草や木がおい茂っている/量が多い/たくさんある/たえまない/しきりである/わずらわしい/うるさい
鹿者膝折伏し ししじものひざをりふし 「鹿者」は「這ひ」「膝折り」「弓矢囲み」「水漬く」にかかる枕詞
しじまふ しじまふ 進退に窮してうろうろする
縮まふ じじまふ ちぢこまる/進退に窮する
親魂合へりし したしまあへりし 「親し」で仲がよい/直接に/じきじきに/「魂合ふ」で互いの心が合致する
下津岩根 したついわね 大地に根を下ろした大きな岩
下津綱根 したつつなね 番縄(つがいなわ)のこと/柱と横木とのつがい目を結ぶ綱
下露 したつゆ 草木におりた露
膝下 しっか 膝のそば/身のまわりのすぐ近く
準備 しつらひ 設け整えること/飾りつけること/つくろい/修繕
設備 しつらひ 設け整えること/飾りつけること/つくろい/修繕/「まうけ」とも
しで 「玉串」又は「注連」につけて垂らすもの
垂手 しで 「玉串」又は「注連」につけて垂らすもの
しとど しとど びっしょりぬれるさま/ぐっしょり
しな 種類/身分/地位/家柄/品位/品格/人柄/階級
等級 しな 種類/身分/地位/家柄/品位/品格/人柄/階級
しぬびごと 死者の霊にささげることばで、その生前を慕い、徳をたたえるもの/弔辞
しぬびごと 死者の霊にささげることばで、その生前を慕い、徳をたたえるもの/弔辞
誄詞 しぬびごと 死者の霊にささげることばで、その生前を慕い、徳をたたえるもの/弔辞
しのひごと 死者の霊にささげることばで、その生前を慕い、徳をたたえるもの/弔辞
しのひごと 死者の霊にささげることばで、その生前を慕い、徳をたたえるもの/弔辞
誄詞 しのひごと 死者の霊にささげることばで、その生前を慕い、徳をたたえるもの/弔辞
誄び奉る しのびまつる 死者の霊に対し、生前を慕い、徳をたたえる
偲ふ しのふ 思い慕う/なつかしむ/恋い慕う/賞賛する
誄ふ しのふ 思い慕う/なつかしむ
忍ぶ しのぶ 耐える/こらえる/隠れる/ひそむ/人目を避けて通る/しのびこむ/つつみ隠す/秘める/秘密にする
暫時 しばし しばらくの間
結る しまる 堅く結ぶ
成就 じゃうじゅ 完成すること/すっかり成しとげること/完成/成功
白髪突く しらがつく 頭をさげる/ぬかづく
しりへ 「へ」は方向の意/後ろの方/後ろ
後へ しりへ 「へ」は方向の意/後ろの方/後ろ
後辺を しりへを 「後方」で後ろの方の同意か?
しるし 目じるし/証拠/標識/紋どころ/旗じるし/首/結納/霊験/効き目/効能/効果/かい/前兆/(標、印、験、徴)
著し しるし はっきりしている/いちじるしく目立つ/結果がよくわかる/予想どおりだ/もっともだ
表す しるす 示す/見せる/書き付ける/記録する
痴業 しれわざ ばかなこと/愚かしいこと/「痴れ事(しれごと)」
神縁 しんえん 神と人間との縁/神のよって結ばれた人と人との縁
神願 しんぐゎん 神の願い
神命 しんめい 神から与えられた御用/神から与えられた使命
容儀 すがた 礼儀作法にかなった姿勢・態度
次々に すくすくに つぎつぎに/「すぎすぎに」とも
勝れ すぐれ 他のものよりまさっている
健康 すこやか まめなこと/健康
荒ぶ すさぶ 心の進むままに物事をする/慰み半分にする/興じる/勢いが盛んになる/はなはだしくなる/つのる
進ぶ すさぶ 心の進むままに物事をする/慰み半分にする/興じる/勢いが盛んになる/はなはだしくなる/つのる
荒む すさむ 心のおもむくままに事をする/ほんの慰みに事をする/はなはだしくする/放置される/捨てる/嫌う/避ける/心にとめて愛する
進む すさむ 心のおもむくままに事をする/ほんの慰みに事をする/はなはだしくする/放置される/捨てる/嫌う/避ける/心にとめて愛する
素鳴く すだく 虫などが鳴く/「集る:すだく」/多く集まる/群がる
漁る すなどる 漁をする/魚や貝類をとる
急やか すみやか 速度の速いさま/事の進行の速いさま
速やか すみやか 速度の速いさま/事の進行の速いさま
速やく すみやく 急ぐ/気がせく/
速やけし すみやけし すみやかだ/早い
女性から兄、弟など男の兄弟、また男性一般を親しんで呼ぶ語/後には、特に夫をさす/兄/男性同士で親しんで呼ぶ語
女性から兄、弟など男の兄弟、また男性一般を親しんで呼ぶ語/後には、特に夫をさす/兄/男性同士で親しんで呼ぶ語/せなか/うしろ/うら/身体のたけ/せたけ
狭に せに ふさがるほどに/いっぱいになるほどに
夫君 せのきみ 他人の夫の尊敬語
せめ とがめ/責任
責任 せめ とがめ/責任
詮術なく せんすべなく なすべき手立てがない/どうしようもない/しかたがない
奏す そうす 天皇または、上皇に申し上げる/音楽をかなでる
退方 そぎえ 遠く遥かに離れた場所
退き立つ そきたつ 遠く離れて立つ
退き方 そきへ 遠く隔たった所
其処彼処 そこかしこ あちらこちら
底津岩垣 そこついはがき 地の底にある岩/地心/ゆるぎない
底津岩根 そこついはね 地の底にある岩/地心/ゆるぎない
其処彼処と そこはかと はっきりと/明らかに/たしかに
幾許 そこばく いくらか/いくつか/多少/若干/多数/はなはだ/たいへん
許多 そこばく いくらか/いくつか/多少/若干/多数/はなはだ/たいへん
若干 そこばく いくらか/いくつか/多少/若干/多数/はなはだ/たいへん
徐ろ そぞろ (ものものしく)ゆっくりと
其の験 そのしるし みかげ/霊験
そびら 背中(に負う)
祖父 そふ 祖父
大父 そふ 祖父
祖母 そぼ 「おおはは(大母)」の約/父母の母/祖母
反き そむき そむくこと/反対/出家すること/うしろ/背面
空船 そらぶね 飛行機/「むなぶね」とは意味が違う
多岐津 たぎつ 水がはげしくわきあがる/はげしく流れでる/心が激する/感情が高ぶる
多岐津流れ たぎつながれ 水のはげしい流れ
類ひ たぐひ 一緒にいるもの/仲間/同じようなものごと/同類/同例/人々/連中/種類/類
工事 たくみのわざ 建築工事等
義し ただし 神意に適ったもの
義しき正人 ただしきまさひと 神意に適った生きかたをしている人の形容
湛し たたはし 満ち足りている/豊富だ/完全無欠だ/いかめしくおごそかだ/たくましい
只人 ただびと 普通の人/帝や皇族に対して、人臣をさす/官位の低い人/「直人」とも
直人 ただびと 普通の人/帝や皇族に対して、人臣をさす/官位の低い人
凡人 ただびと 普通の人/帝や皇族に対して、人臣をさす/官位の低い人/「直人」とも
称辞 たたへご ほめたたえることば
生活 たづき 生活の手段/生活の方法
手着き たづき 手段/手がかり/方法/たより
手着の業 たづきのわざ 生計の手段/生活の手段
手着き たどき 手段/手がかり/方法/たより
たどたどしき たとたどしき おぼつかない
たなごころ 手のひら
穀物 たなつもの 稲の種の称/五穀の総称
楽し たぬし こころよい/愉快だ/豊かである/富んでいる/裕福だ
楽し たのし こころよい/愉快だ/豊かである/富んでいる/裕福だ
謀り たばかり 相談をする/計略を用いてだます
容易し たはやすし たやすい/容易だ/軽々しい/軽率だ/「たやすし」とも
戯業 たはわざ たわけごと/戯れごと
たへ 怪しいまでにすぐれている/霊妙だ/神秘的だ/じょうじゅだ/巧妙だ
たま 人間や動物の肉体に宿って、いろいろな精神活動を営むもの/たましい/霊魂
魂合う たまあう 魂がいっしょに結ばれる/互いの心が合致する 
魂返す術 たまかえすすべ 生きかえらす方法
玉垣 たまがき 神社の周囲に設ける垣の称/「玉垣の」で「みつ」「内つ国(大和)」にかかる枕詞
玉きはる たまきはる 命、生命にかかる枕詞
玉匣 たまくしげ (玉は美称)櫛をいれる箱/「玉櫛筍」とも/ふたたび、ふたにかかる枕詞
玉敷 たましき 玉も敷いたように美しいこと/また、その場所
鎮魂 たましずめ みたましずめ/霊鎮
玉梓 たまずさ 使い/使者/手紙/消息/「玉梓の」で枕詞
霊幸ふ たまちはふ 「神」にかかる枕詞/「魂ちはふ」とも
玉の緒の たまのおの 生命の/わずかな間の
魂結び たまむずび 身から浮かれ出た魂を結びとどめるまじない
招魂 たまよばひ 霊をよび、招くこと
ためし 先例/前例/手本/話しの種/「試」とも
味津物 ためつもの おいしい食べ物
味物 ためつもの おいしい食べ物
容易し たやすし たやすい/容易だ/軽々しい/軽率だ/「たやすし」とも
緩む たゆむ 疲れる/だるくなる/気がゆるむ/気をゆるめさせる/油断する/油断させる/怠る/怠ける/「弛む」とも
足御世 たらしみよ 満ち足りた日
垂乳根 たらちね 「垂乳根の」で父、母、親、両親等にかかる枕詞
足らふ たらふ すべての条件がそなわる/完全である/それに十分堪える/その資格がある
足る たる 十分である/不足がない/相応する/〜にふさわしい/満足する
足日 たるひ 満ち足りた日/よい日
数字の1000/数の多いこと/多数
御霊
誓詞 ちかいのことば 結婚式において新郎新婦が神様に述べる詞
秩の実の ちちのみの 父にかかる枕詞
智波比 ちはひ 恵み
幸ふ ちはふ 恵みを与える
ちゃう 部屋の上部から垂れさげて、隔ての具とする布/たれぎぬ/とばり/金銭勘定のことなどを記入する冊子/帳簿/大福帳
千万 ちよろず 多いたとえ
最後 つい いちばん終わり/人生最期
終祭 ついのまつり 終祭のこと
終の御祭 ついのみまつり 終祭のこと
司人 つかさびと 官職/役人
継ぎ手 つぎて 跡つぎ
次第 つぎて 順序/順番
衝く つく ぬかずく/頭を下げる/礼拝する
突く つく ぬかずく/頭を下げる/礼拝する
告ぐ つぐ 報告する/お知らせする
つくゑ 飲食をする時の器物をのせる台/食卓
机代 つくゑしろ 神饌/お供え物
几物 つくゑもの 神饌/お供え物
培ふ つちかふ 〜に基礎をおく/〜に根ざす/植物の根もとに土をかける/育成する
土工事 つちのたくみごと 土木工事
謹む つつしむ 用心する/結果を気にして恐れはばかる/物忌みする/斎戒する
鼓のたしだしに つづみのたしだしに 鼓の音もしっかりと/丁寧に/たしかに
慎む つつむ 気がねする/はばかる/つつしむ/遠慮する/気おくれする
恙む つつむ さしさわる/さしつかえる/病気になる
具(さ) つぶさ くわしいさま
備(さ) つぶさ くわしいさま
つみ 道徳や習慣に反した行為/けがれ/悪行/過失/法律に反した行為/戒律を破る行為
つら 列/行列/同列のもの/同類/仲間/伴侶
辛し つらし その人が自分に対して情けがないの意/薄情だ/冷淡だ/思いやりがない/相手の無情を苦しく思うの意/心苦しい/つらい/(後世の「つらい」は「憂し:うし」に当る)
列々(に) つらつら(に) つくづく/よくよく
無情 つれなさ 思いやりがないこと/感情がないこと
連れ並みて つれなみて 同伴して/並んで
手斧 てぅな 大工道具の一つ/建築工事の最初の行事を「手斧始め」という
手の躓 てのまがひ 手に関係する災い事/工事のあやまち
とう 数字の10/数の多いこと
遠祖 とおつおや 先祖
利鎌の とがまの 雄心にかかる枕詞
常盤堅岩 ときはかきは 永久に不変なこと
速く とく さっそく/急いで/「疾く」とも
夙より とくより 朝はやくから/以前から
利心 とごころ しっかりとした心
地鎮祭 とこしずめのみまつり 地鎮祭
永遠(に) とこしへ(に) 長く続き変わらないさま/永久不変
永久(に) とこしへ(に) 長く続き変わらないさま/永久不変
常永久に とことはに いつまでも変わらずに
常世 とこよ 永遠に変わらないこと
常夜 とこよ 夜ばかりで昼がないこと/永久に夜であること/とこやみ
所狭し ところせし 場所が狭い/いっぱいだ/窮屈である/精神的に窮屈だ/気づまりだ/うっとうしい/うるさい/めんどうである/その人の存在が大きくて場所にあまる感じがするの意/重々しい/堂々としている
所狭し ところせまし 場所が狭い/いっぱいだ/窮屈である/精神的に窮屈だ/気づまりだ/うっとうしい/うるさい/めんどうである/その人の存在が大きくて場所にあまる感じがするの意/重々しい/堂々としている
疾し とし はやい
夙し とし 朝はやく/幼いころ/以前
捷し とし 速い
迅し とし 速い
年毎(の) としごと(の) 毎年恒例の
年毎(の) としのは(の) 毎年恒例の
塗炭(の) とたん(の) 泥と炭/きたないもの/泥にまみれて、火に焼かれるような苦しみ
閉目 とぢめ 物事の終わり/はて/臨終/葬儀/物の末端/縫い糸の末の結び
結婚式 とつぎののり 結婚式
斉へる ととのえる まとめ治める
永久(に) とは(に) 長く変わらないさま/常に
とばり 部屋の上部から垂れさげて、隔ての具とする布/たれぎぬ/とばり/金銭勘定のことなどを記入する冊子/帳簿/大福帳
訪ふ とふ たずねる/おとずれる/相談する/さがす
遠し とほし 距離、時間が非常に離れている/疎遠だ/親しくない/心が進まない/気のりしない/縁が遠い/関係が薄い
遠志 とほし 蝉の鳴き声
遠つ祖 とほつおや 先祖/祖先
遠人 とほびと 高齢の人/長命の人
頓に とみに 急に
とも 同じような人々/同列の人々/同輩
ともがら 同じような人々/同列の人々/同輩
友輩 ともがら 友人/友達/同輩
羨し ともし 少ない/不足である/貧しい/珍しい/恋しい/慕わしい/うらやましい
とよ 物事がじゅうぶん満ち足りていること/豊かなことの美称
豊の年 とよのとし 豊作の年/豊年
豊寿ぎ とよほぎ めでたいできごとを祝うこと/そのことば
豊祝ぎ とよほぎ めでたいできごとを祝うこと/そのことば
取賄ふ とりまかなふ 「まかなふ」に同じ/世話をする/はからいととのえる
直つ実 なおつまこと 実直
長堤 ながて 遠い道のり
長手 ながて 遠い道のり
永人 ながびと 長寿の人
中央 なかほど 空間的にまん中の位置/政府のある土地/中心となっている重要な位置・役目
遺骸 なきがら 死んだ人の体/遺体
遺骨 なきぼね 死んだ人の骨
名香し なぐわし 名高い/名が美しい
竣工 なしおえ 工事ができあがること/竣成
如す なす 〜のように/〜のような
七十 なそ(まり) 数字の70
宥む なだむ 許す/ゆるやかにする/とりなす/調停する/おだやかにする/やわらげる
なな 数字の7
総て なべて おしなべて/一面に/すべて/総じて/一般に/普通/並々/ひととおり
凡て なべて おしなべて/一面に/すべて/総じて/一般に/普通/並々/ひととおり
直日 なほひ 斎み慎むことが終わって、平常通りに直すこと/凶事を直して吉事とすること
直び なほび 凶事を直して吉事とすること
直人 なほびと 普通の人/帝や皇族に対して、人臣をさす/官位の低い人
無視す なみす あなどる/軽るんじる
なむ ならぶ/つらなる/ならべる/ならべて一つにする/合わせる
無礼し なめし 無礼だ/無作法だ
習慣 ならい 長い間くり返し行われて、きまりのようになった事柄
ならぶ ならぶ/つらなる/ならべる/ならべて一つにする/合わせる
なり 職業/多くは農業をいう/「はりはひ」に同じ
産業 なり 職業/多くは農業をいう/「はりはひ」に同じ
家業 なりはひ 職業/多くは農業をいう/「はりはひ」に同じ
なりはひ 五穀がなるように勤めるわざ/農業/農作/農作によって得た作物/人が生活していくためのしごと/職業/家業/「よすぎ」「みすぎ」「すぎはひ」とも
産業 なりはひ 職業/多くは農業をいう/「はりはひ」に同じ
生業 なりはひ 職業/多くは農業をいう/「はりはひ」に同じ
生活如 なりはひなす 生活すると同じく
和稲 にぎしね もみを取り去った手触りのやわらかな米/⇔「荒稲」
和妙 にぎたへ 柔らかく美しい布/精製された布/「和栲」とも/⇔「荒妙」
饒び足らひて にぎびたらひて ものが豊かで足りている
和魂 にぎみたま 神霊の美称/「にきたま」とも
和草 にこぐさ はえ始めたばかりの柔らかい草/「和草の」で花にかかる枕詞
新殿 にひどの 新霊神の祀られている社
新御霊 にひみたま 新霊神/合祀されるまでの御霊
新霊 にひみたま 新霊神/合祀されるまでの御霊
新霊舎 にひみたまや 新霊神の祀られている社
にへ 古代、早稲を刈って神に供え、感謝の意を表して食べる行事/神にそなえるささげ物。特に食糧に供する魚鳥の類/贈物/進物
奴婆玉の ぬばたまの 夜、黒、闇、夕、月等にかかる枕詞
誓詞 ねがいのことば 結婚式において新郎新婦が神様に述べる詞
根差し ねざし 地中に根を深く伸ばし入れること/根そのもの/根源/由来/家筋
根基 ねざし 地中に根を深く伸ばし入れること/根そのもの/根源/由来/家筋
懇(ろ) ねもごろ 真心をもって、丁寧にする様子/手厚いさま/したしみむつみあうこと/みたみやたらに/男女が情を交わすこと/「ねもころ」「ねんごろ」とも
残り惜し のこりをし 心残りが多い/遺憾だ/なごり惜しまれる
祈む のむ 頭を下げてこい願うこと/いのる
教言 のりごと 教祖の教え
式年祭 のりのみまつり 節年の祭典
訓る のる 述べる/告げる/いう
告る のる 述べる/告げる/いう
宣る のる 述べる/告げる/いう
果敢なき はかなき 目標がない/目当てがない/甲斐ない/むなしい/あっけない
育む はぐくむ 親鳥がひな鳥を羽で包み育てる/育てる/養育する/世話をする/庇護する/かばう/かわいがる/いとおしがる/療養する
愛し はし いとおしい/恋しい/懐かしい
二十 はた(まり) 数字の20
はつこ 遠い血すじ/子孫
裔子 はつこ 遠い血すじ/子孫
甚だ はなはだ 大層/極めて/非常に/まったく/全然
柞葉の母 ははそばのはは 母にかかる枕詞
はふり ほうむること/葬送
葬場 はふりのにわ 葬儀場のこと
葬儀式 はふりののり 葬儀のこと
葬儀の式 はふりののり 葬儀のこと
葬儀 はふりのわざ 葬儀のこと
侍り はべり 貴人の近くにいて用命を待つ/伺候する/「有り」「居り」の謙譲語、丁寧語/おつかえする/あります/おります/ございます
早く はやく 急いで/早く/以前/昔/すでに/とうに/実は/驚いたことには/もともと/元来
迅く はやく 急いで/早く/以前/昔/すでに/とうに/実は/驚いたことには/もともと/元来
早し はやし 早い/すみやがだ/程度がはなはだしい/激しい/強い
速し はやし 早い/すみやがだ/程度がはなはだしい/激しい/強い
早船の はやふねの 早くにかかる枕詞
兄弟 はらから 両親または片親が同じ間柄の人
兄弟姉妹 はらから 両親または片親が同じ間柄の人
匍匐ひ はらばひ 伏す/泣き伏す
生業 はりはひ 職業/多くは農業をいう/「なりはひ」に同じ
盤根錯節 ばんこんさくせつ 混みいって処理するのに困難なこと
陽光 ひざし 太陽の光
氷雨如す ひさめなす 冷たい雨のように
冷雨如す ひさめなす 涙の修詞/みぞれのこと
膝下 ひざもと 膝のそば/身のまわりのすぐ近く/「膝元」とも
ひた まっすぐなこと/直接的なこと/そのことばかりであること/ひたすら/全体がそうであること/すべて/まったく/度をすぎていること/むやみ
直歩み ひたあゆみ まっしぐら/わき目もふれず
育す ひたす 養い育てる/日を重ねて完成する/「日足す」の意/「養す」とも
養す ひたす 養い育てる/日を重ねて完成する/「日足す」の意/「育す」とも
直進み ひたすすみ まっしぐら/わき目もふれず
只管 ひたすら 一つに集中するさま/もっぱら/まったく/一途に/すっかり
直に ひたに まっすぐに/直接に/ひたすらに/すべてに
一向 ひたぶる ただ一つの方向に強く片寄るさま/無性に/ひたすら
直向に ひたぶるに ただ一つの方向に強く片寄るさま/無性に/ひたすら
ひと 数字の1
一段 ひとえだ 前よりいっそう/いちだんと
一層 ひときわ 前よりいっそう/いちだんと
一入 ひとしほ 染物を染め汁に一度入れて浸すこと/前よりいっそう/いちだんと
専念 ひとすぢ もっぱらある物事に心を傾けるさま/ひたすら/いちずに/「一筋」とも
一度 ひとたび 一おり/一時
一列 ひとつら 平等に/いちれつに/同様に
為人 ひととなり 生まれつき/天性/性分/性質/身体/体格/「性」「成人」とも
成人 ひととなり 生まれつき/天性/性分/性質/身体/体格/「性」「為人」とも
一生 ひとよ 生きている間/一生/「一世」とも
一世の閉目 ひとよのとじめ 人生の最期/一生の終わり
日浪来経ゆき ひなみきえゆき 毎日毎日過ぎてゆき
日並に来経易く ひなみにきへやすく 毎日毎日過ぎてゆきやすく
日に異に ひにけに 日に日に/日を重ねて/この場合の「け」は「日」のこと
終日 ひねもす 一日中/「尽日」とも
神籬 ひもろぎ 神霊のやどる常磐木/後には広く神社をさす/「ひぼろぎ」とも
火屋 ひや 香炉、手あぶりなどの蓋/ランプやガス燈などのガラスの筒/火葬場/「ほや」とも
草病 びょうき 病気/欠点/短所/気がかり/心配の種/「やくさみ」「やまひ」とも
病気 びょうき 病気/欠点/短所/気がかり/心配の種/「やくさみ」「やまひ」とも
比礼 ひれ 品位/品格/気位/神の威力/神徳
比礼 ひれい 品位/品格/気位/神の威力/神徳
広野 ひろぬ 広い野原
広野 ひろの 広い野原
ふさ たばねての意/多いものという意/先端は垂れ下がっているものという意
摂ぬ ふさぬ 総括する/すべくくる/束ねまとめる/「総ぬ」とも
総ぬ ふさぬ 総括する/すべくくる/束ねまとめる/「統ぬ」とも
統ぬ ふさぬ 総括する/すべくくる/束ねまとめる/「総ぬ」とも
臥床 ふしど 夜寝る所
伏す ふす 横になる/寝る/うつむく/うつぶす/隠れる/ひそむ/押し倒す/下に敷く/横にする/寝かせる/隠す/ひそめておく/かぶせて捕らえる
ふた 数字の2
淵瀬 ふちせ 世の中や人事が絶え間なく移り変わって定めない状態
辺津藻葉 へつもは 海辺に生える藻の色が深いことから「深く」にかかる詞
報本反始 ほうほんはんし 本に報い、初めにかえる/祖先の恩に報いる
祷く ほく 祝言を唱えて神に祈る
寿ぐ ほぐ たたえ祝う/祝福する/「ほく」とも
祝ぐ ほぐ たたえ祝う/祝福する/「ほく」とも
分々に ほどほどに もう少しのところで/ほとんど/だいたい/身分ほどほど/身分身分
火に結びて ほにむすびて 火の力を借りて/火葬
火に委ね ほにゆだね 火の力を借りて/火葬
火屋 ほや 香炉、手あぶりなどの蓋/ランプやガス燈などのガラスの筒/火葬場
火葬場 ほや 香炉、手あぶりなどの蓋/ランプやガス燈などのガラスの筒/火葬場/「ひや」とも
参拝みて まいおろがみて おがんで/参拝して
設く まうく 前もって準備をする/用意する/作り構える/設置する/待ち受ける/待ち迎える/得る/身に持つ/拾い取る/利益を得る/「儲く」とも
設備 まうけ 設け整えること/飾りつけること/つくろい/修繕/「しつらひ」とも
詣づ まうず 「まゐいづ」の約/「来(く)」「至る」の謙譲語/参る/参上する/神社仏閣に参拝する/参詣する
詣で来 まうでく 参上して行く/「来(く)」の丁寧語
悪事 まがこと 悪い事/不吉なこと
凶事 まがごと 悪い事/不吉なこと
禍津日 まがつひ 災害、凶事などのこと
禍津火 まがつひ 災害、凶事などのこと
死る まかる 「みまかる」の略、死ぬの意
退る まかる 「退き去る」「退出する」の意の謙譲語⇔「参る」/「行く」「来(く)」の謙譲語/「行く」の丁寧語/「みまかる」の略、死ぬの意
罷る まかる 「退き去る」「退出する」の意の謙譲語⇔「参る」/「行く」「来(く)」の謙譲語/「行く」の丁寧語/「みまかる」の略、死ぬの意
真清き所 まきよきところ 清浄な所/祓い清めた所
設く まく 前もって準備をする/用意する/作り構える/設置する/待ち受ける/待ち迎える/得る/身に持つ/拾い取る/利益を得る/「儲く」とも
任く まく 任ずる/任命して派遣する
覓ぐ まぐ 求める/探す/たずねる
真精しき まぐはしき 見た目が美しい/麗しい
設備ふ まけそなふ 設け整えること/飾りつけること/つくろい/修繕/「しつらひ」とも
設けの任々 まけのまにまに 準備につれて/用意とともに
設備奉り まけまつり 設け整えること/飾りつけること/つくろい/修繕/「まうけ」とも
真一向 まことひたぶる ただ一つの方向に強く片寄るさま/無性に/ひたすら
真幸く まさきく 「ま」は接頭語。「さきく」に同じ/無事で
正人 まさびと 聖者
真明か まさやか 「ま」は接頭語/はっきりしているさま/澄んでいるさま
坐せ奉る ませまつる おられる/御座る
派遣す まだす 使いをさし出す/物を献ずる/つかわす/「奏す」「献す」「遣す」とも
真玉如す まだまなす 玉のように大切にするという意味の序詞/「心」の修詞
真詳に まつぶさに 詳しく十分に/遺漏のないこと
真審に まつぶさに 詳しく十分に/遺漏のないこと
帰順ふ まつろふ 従いつく/服従する/従える/服従させる/「順ふ」「服ふ」とも
順ふ まつろふ 従いつく/服従する/従える/服従させる/「服ふ」とも
所属ふ まつろふ 従いつく/服従する/従える/服従させる/「服ふ」とも
目交ひ まなかひ まのあたり
愛子 まなご かわいらしい子供/愛しい子
愛児 まなご かわいらしい子供/愛しい子
真名子 まなご かわいらしい子供/愛しい子
真名娘 まなご かわいらしい子供/愛しい子
学業 まなびのわざ 勉強すること/学業
真直に まなほに 凶事を直して吉事とすること
随に まにまに その心にまかせるさま/物事の成り行きにしたがって/〜のままに/→「ままに」
任々 まにまに 〜にまかせて/思うにまかせて/〜のとおりに/そのとおりに/〜につれて/〜に従って/〜に添って/〜しながら/原因、理由を表す、〜ので/〜するやいなや/〜するとすぐに/「随に」「侭に」とも
まほろば すぐれたよい場所
土地 まほろば すぐれたよい場所
任に ままに 〜にまかせて/思うにまかせて/〜のとおりに/そのとおりに/〜につれて/〜に従って/〜に添って/〜しながら/原因、理由を表す、〜ので/〜するやいなや/〜するとすぐに/「随に」「侭に」とも
謁えむ まみえむ 「会う」の謙譲語/お目にかかる
会ゆ まみゆ 「会う」の謙譲語/お目にかかる
見ゆ まみゆ 「会う」の謙譲語/お目にかかる
忠(に) まめ(に) まじめ/誠実/実直/本気/よく働くこと/勤勉/からだが丈夫なこと/健康/すこやか
忠実(に) まめ(に) まじめ/誠実/実直/本気/よく働くこと/勤勉/からだが丈夫なこと/健康/すこやか
信者 まめびと まじめな人/忠実な人/教えに忠実な人/信奉者
信徒 まめびと まじめな人/忠実な人/教えに忠実な人/信奉者
信奉者 まめびと まじめな人/忠実な人/教えに忠実な人/信奉者
忠々しく まめまめしく まじめ/誠実/実直/本気/よく働くこと/勤勉/からだが丈夫なこと/健康/すこやか
忠実(に) まめやか(に) 誠実なさま/まじめなさま/心がこもっているさま/かりそめでないこと/本格的/今まではともかく、本当は
真屋 まや 神聖な家
円満に まろやかに かどがなくおだやかに
詣る まゐる 参拝する/詣でる/参上する/出仕する/「行く」「来(く)」の謙譲語/さしあげる/おすすめする/ある事に奉仕する/そのことをしてさし上げる/「飲む」「食ふ」「着る」「為す」などの意の尊敬語/「する」の謙譲語/いたす
参る まゐる 参拝する/詣でる/参上する/出仕する/「行く」「来(く)」の謙譲語/さしあげる/おすすめする/ある事に奉仕する/そのことをしてさし上げる/「飲む」「食ふ」「着る」「為す」などの意の尊敬語/「する」の謙譲語/いたす
申す まをす 「言う」の謙譲語/申し上げる/奏上する
奏す まをす 「言う」の謙譲語/申し上げる/奏上する
白す まをす 「言う」の謙譲語/申し上げる/奏上する
曰す まをす 「言う」の謙譲語/申し上げる/奏上する
数字の3
身体/わが身/身の上/身分/命/刀の刃/自分の身体、自分自身/人称代名詞(1人称)/わたくし/われ/
身体 身体/わが身/身の上/身分/命/刀の刃/自分の身体、自分自身/人称代名詞(1人称)/わたくし/われ/
身体/わが身/身の上/身分/命/刀の刃/自分の身体、自分自身/人称代名詞(1人称)/わたくし/われ/
御脚部 みあとべ お足元
御饗物 みあへつもの 飲食のもてなし/ごちそう
御舎 みあらか 大きな家をいう尊敬語/宮殿/神を奉斎している所
神殿 みあらか 大きな家をいう尊敬語/宮殿/神を奉斎している所
正殿 みあらか 大きな家をいう尊敬語/宮殿/神を奉斎している所
神舍 みあらか 大きな家をいう尊敬語/宮殿/神を奉斎している所
御遺骨 みいこつ 死んだ人の骨
御功績 みいさお 功績/実績
御労き みいたづき 骨折り/苦労/支障/功労/病気
御稜威 みいつ 強い御威勢
稜威 みいつ ご感光
御慈愛 みいつくしみ いつくしみになる/思いやられる/お恵み/大切にされる/かわいがられる
父母 みおや ちちと、はは
みか 水や酒を貯える器/みかげにかかる詞
御容貌 みかたち かおかたち
御門 みかど 門/家/家筋/一門
御酒 みき 神の供える酒/おみき
神酒 みき 神に供える酒
御饌御酒 みきみけ 神様への食物とお酒のお供え
御神座 みくら 神の座/神のいる所
御饌 みけ 神、天皇に供する食料
御気色 みけしき 感情があらわれた顔つき/気分/何かが起ころうとする様子/きざし/態度/そぶり/顔色/顔つき
御饌津物 みけつもの 神様への食物のお供え
御心和めの みこころなごめの 心なごめる/なぐさめる
御性 みさが 生まれつきの気質/本来備わっている特色/うまれつき持っている心の働きの特徴/ひととなり/人や物に備わる本質・傾向/たち
御性質 みさが 生まれつきの気質/本来備わっている特色/うまれつき持っている心の働きの特徴/ひととなり/人や物に備わる本質・傾向/たち
御性敏く みさがさとく ものごとを理解するのが早い
御諭 みさとし 前兆/神のお告げ
肖像 みすがた ある人の顔やすがたを絵・写真・彫刻などにうつした像
御裔 みすゑ 遠い血すじ/子孫
三十 みそ(まり) 数字の30
見覧はし みそなはし 「見る」の尊敬語/ご覧になる/「見行はす」とも
御覧はし みそなはし 「見る」の尊敬語/ご覧になる/「見行はす」とも
覧はす みそなはす 「見る」の尊敬語/ご覧になる/「見行はす」とも
覧はす みそのはす 「見る」の尊敬語/ご覧になる/「見行はす」とも
頼母し みたのもし 頼りに思われる/心強い/気強い/期待がもてる/裕福だ
御霊 みたま 「霊」に対する敬称/神霊/お心入れ/恩恵
みたま 「霊」に対する敬称/神霊/お心入れ/恩恵
霊柩車 みたまぐるま 霊柩車
霊車 みたまぐるま 霊柩車
魂幸はひ みたまさきわい 幸福を得る/栄える/幸いを与える/栄えさせる
御霊璽 みたましろ 霊璽のこと/みたまのやどるもの
霊璽 みたましろ 霊璽のこと/みたまのやどるもの
霊慰め みたまなごめ 慰霊のこと
霊慰祭 みたまなごめのまつり 慰霊祭のこと
慰霊祭 みたまなごめのみまつり 慰霊祭のこと
霊神 みたまのかみ 霊神様
恩頼 みたまのふゆ 神の御恩徳
霊舎 みたまや 霊魂を祀る所
霊床 みたまや 霊舎/霊を祀る所
吝る みだる 死者を悼む
道の式 みちののり 本教の方法/やりかた/手本/模範/法
みづ 美しいものをほめていうことば(接頭語)/めでたいしるし/瑞祥
瑞枝 みづえ みずみずしい若枝
瑞垣 みづがき 神社の周囲に設けた垣根
御用 みつかひ 神が御用につかう
御用 みつかへ 神の御用にたつ
御列 みつら ずらりと横に並んだもの/仲間
御手代り みてがはり 手代わり/金光大神の手代わり
御帛 みてぐら 神に奉納するものの総称/幣帛
みてぐら 神に奉納するものの総称/幣帛
幣帛 みてぐら 神に奉納するものの総称/幣帛
みてぐら 神に奉納するものの総称/幣帛
御手代 みてしろ 他のものに代わって、その機能を果たすもの
代御手 みてしろ 他のものに代わって、その機能を果たすもの
御帳 みとばり 几帳/神前と広前に間の帳/霊神簿
御伴仕へて みともつかへて おともして
看護 みとり 手当てや世話をすること
嬰児 みどりご 二、三才ぐらいまでの子供
御遺骸 みなきがら 死んだ人の体/遺体
御遺体 みなきがら 死んだ人の体/遺体
御遺骨 みなきしろ 死んだ人の骨
御遺骨 みなきほね 死んだ人の骨
冥福 みのり 死後に受ける神仏からの加護、おかげ
御量 みはかり 神の思し召し
見霽かす みはるかす はるかに見渡す/遠くを眺める
御懐 みふところ 着物の内側の胸のあたり/心の中に持つ考え/周囲が物にかこまれた所
御史 みふみ 歴史/足跡
三冬月 みふゆつき 陰暦の12月の異称
身退る みまかる 身が現世よりあの世へ罷り去るの意/死ぬ
身罷る みまかる 身が現世よりあの世へ罷り去るの意/死ぬ
御枕邊 みまくらべ お枕元
みまし 人称代名詞(二人称)/汝(なんじ)の敬称
祭典 みまつり 祭/儀式
躬自ら みみづから 自分自身で
御旨を体に奉け みむねをみにうけ ご神意を体して
身も棚知らに みもたなしらに 自分の身体、健康のことも省みずに
御病 みやまひ 病気/欠点/短所/気がかり/心配の種/「やくさみ」とも
御任 みよざし 神意にまかせる/命令する、委任するの尊敬語
神酒 みわ 神に供える酒
御決別 みわかれ 永久の別れ
告別式 みわかれののり 告別式
前後 みをさき 前後/あとさき
数字の6
妻女 むかいめ 妻/夫人
向伏す むかふす 向こうの方に伏しているように見える
乖々 むきむき それぞれの好みによって異なった方向に向いていること/思い思いに/めいめいに
向栄(に) むくさか(に) 支障なく無事なさま/確かなさま/めでたくにぎやかなさま/繁昌
向盛(に) むくさか(に) 支障なく無事なさま/確かなさま/めでたくにぎやかなさま/繁昌
牟久栄(に) むくさか(に) 支障なく無事なさま/確かなさま/めでたくにぎやかなさま/繁昌
六十 むそ(まり) 数字の60
むた 〜とともに/〜と一緒に
信用 むちひ 人材を登用する/信用する/意見を受け入れる
信用 むちゐ 人材を登用する/信用する/意見を受け入れる
空言 むなごと 実態のない言葉/裏付けのない言葉/嘘
徒言 むなごと 実態のない言葉/裏付けのない言葉/嘘
空船 むなぶね からの船/「そらぶね」とは意味が違う
旨(とし) むね(とし) 事の意味、内容/趣旨/上位の者が下位の者に対し自己の思いや、祈りを下げる意味
心(とし) むね(とし) 事の意味、内容/趣旨/上位の者が下位の者に対し自己の思いや、祈りを下げる意味
宣(なり) むべ(なり) 「うべ」に同じ
宜なり むべなり もっともなことだ
村肝の むらぎもの 「心」にかかる枕詞
村肝の心 むらきものこころ 「村肝の」は心にかかる枕詞/「群肝の」ともかく
群雀 むらすずめ 多くの人が集まっている様子
村雀 むらすずめ 多くの人が集まっている様子
結婚ひ めあひ 結婚
愛し めぐし 痛々しい/気掛りだ/胸が痛む程かわいい/せつない/いとおしい
憐し めぐし 痛々しい/気掛りだ/胸が痛む程かわいい/せつない/いとおしい
憐愛 めぐしとおもほすみこころ 痛々しい/気掛りだ/胸が痛む程かわいい/せつない/いとおしい
愛し慈し めぐしはし →「愛し」
恵み めぐみ 恵むこと/なさけ/あわれみ/恩恵
恵む めぐむ 情をかける/たいせつにする/あわれんで金品を与える/ほどこしをする
愛づ めづ 心をひかれる/感嘆する/ほめる/珍重する/愛する/かわいがる
感づ めづ 心をひかれる/感嘆する/ほめる/珍重する/愛する/かわいがる
賞づ めづ 心をひかれる/感嘆する/ほめる/珍重する/愛する/かわいがる
愛づ児 めづこ かわいい子/愛する子
愛づらし めづらし 珍重すべきだ/愛賞すべきだ/目新しい/清新である
奇らし めづらし 珍重すべきだ/愛賞すべきだ/目新しい/清新である
希らし めづらし 珍重すべきだ/愛賞すべきだ/目新しい/清新である
珍し めづらし 珍重すべきだ/愛賞すべきだ/目新しい/清新である
殯宮 もがりのみや 貴人の本葬をする前に、死体を仮に納めた祭所/「あらきのみや」とも
本務 もとつつとめ 本来の仕事/本来の務め
本身 もとつみ 本の健康な体
本義 もとつみち 本来の意義/正しい意味/根本をなす、大切な意義
もとの 亡くなったひとに対し、生前の氏名を用いるとき、その頭に付ける
もとゐ 根本/よりどころ/根拠
基礎 もとゐ 根本/よりどころ/根拠
もとゐ 根本/よりどころ/根拠
最中 もなか 真ん中/中央
専ら もはら その事だけ/ひたぶる/もっぱら/まったく/ちっとも
もも(まり) 数字の100
百千々 ももちぢ 多く
百取 ももとり たくさんの(神饌)
百取の机代 ももとりのつくゑしろ たくさんの神饌
百人 ももびと 100人
諸人 もろびと 人々
家/家屋/部屋/屋根
家/家屋/部屋/屋根
数字の8
即て やがて そのまま/このまま/すぐに/ただちに/すなわち/とりもなおさず/それがそのまま/ほかならぬ/ちょうど/まもなく/やがて
家族 やから 家族/一族/一門/なかま/ともがら
焼鎌の利心 やきがまのとごころ 鋭敏な心/しっかりした心/「焼鎌の」は良く切れることから「利」を修飾する語
焼太刀 やきだち 利心、鋭にかかる枕詞
草病 やくさみ 病気/欠点/短所/気がかり/心配の種/「やまひ」とも
病気 やくさみ 病気/欠点/短所/気がかり/心配の種/「やまひ」とも
焼野の雉夜の鶴 やけののきぎすよるのつる 親が子を思う情の切なることの例え
養ひ やしなひ 養うこと/養育/命をつなぐものを与えること/報酬/養子
養ひ育し やしなひひたし 養い育てる/日を重ねて完成する/「日足す」の意/「養す」とも
八十 やそ(まり) 数字の80
八十日 やそかひ 80日
八十の隈路 やそのくまじ 沢山の道の曲がり角/あの世
家内 やぬち 家庭内のこと/家族
八平手 やひらで 神を拝むときに八度手を打つこと(本教では4拍手のこと)
八開手 やひらで 神を拝むときに八度手を打つこと(本教では4拍手のこと)
邪しき やましき 気分が悪い/不快だ
恙しき やましき 気分が悪い/不快だ
和歌 やまとうた 上代から日本にある定型的な歌
草病 やまひ 病気/欠点/短所/気がかり/心配の種/「やくさみ」とも
病気 やまひ 病気/欠点/短所/気がかり/心配の種/「やくさみ」とも
病の気 やまひのけ 病気
病草 やみくさ 病気/欠点/短所/気がかり/心配の種/「やくさみ」「やまひ」とも
漸に ややややに ようやく/だんだんと/しだいに/「漸漸に」「稍稍に」
漸漸に ややややに ようやく/だんだんと/しだいに/「漸漸に」「稍稍に」
漸々に ややややに ようやく/だんだんと/しだいに/「漸漸に」「稍稍に」
木綿襷 ゆうだすき 「掛ける」にかかる枕詞
夕日の降ち ゆうひのくだち 夕日の傾くころ/夕暮れ
ゆかり つながりのあること/縁/血縁/関係
縁故 ゆかり つながりのあること/縁/血縁/関係
由縁 ゆかり つながりのあること/縁/血縁/関係
関係者 ゆかりあるもの かかわりあいのある人
以後 ゆくさき 進み行く前の方/目的地/これから先/将来
往先 ゆくさき 進み行く前の方/目的地/これから先/将来
不慮し ゆくりなし 思いがけない/突然である/不用意である
不意し ゆくりなし 思いがけない/突然である/不用意である
不覚し ゆくりなし 思いがけない/突然である/不用意である
寛(か) ゆた(か) ゆったりとしたさま/のどかなさま/落ち着いたさま
豊か ゆたか ゆたかなさま/豊富な状態
豊けし ゆたけし ゆたかである/栄えている/ゆったりしている/広々としている/勢いが盛んである
湯津岩村 ゆついはむら 神聖な岩石の群れ/神聖、清浄の意/「斎つ磐群」とも
斎場 ゆには 祓い清めた所/祭の庭/祭場/「斎庭」とも
斎庭 ゆには 祓い清めた所/祭の庭/祭場/「斎庭」とも
忌庭 ゆにわ 祭典を奉仕することろ/祭場
地震 ゆのさわり 地震(じしん)
結ふ ゆふ むすぶ/しばる/髪をむすぶ/結び組み立てる/糸などでつくろい縫う
ゆふべ 夕方
夢現 ゆめうつつ 夢なのか現実なのかはっきりしない状態
由々し ゆゆし 恐れつつしむべきこと/恐れ多い
忌々し ゆゆし 恐れつつしむべきこと/恐れ多い
動ぐ ゆるぐ 揺れる/動く/心が動く/心が移る/ゆったりとする/くつろぐ
ゆゑ 理由/原因/わけ/いわれ/由緒/身分/しかるべき素性/おもむき/あじわい/風情/さわり/さしつかえ/〜によって/〜のために/〜ので
所以 ゆゑ 理由/原因/わけ/いわれ/由緒/身分/しかるべき素性/おもむき/あじわい/風情/さわり/さしつかえ/〜によって/〜のために/〜ので
数字の4
能許曽来座せと よくこそきませと よく来られた/よくも来られた/「こそ」は強調
邪あらしめず よこしまあらしめず 道理にはずれていて、正しくないことをしない
邪の心 よこしまのこころ 正しくない心/邪道の心/横道な心
依さす よさす 依頼する/委任する
寄す よさす 依頼する/委任する
帰す よさす 依頼する/委任する
任す よざす 依頼する/委任する
命す よざす 依頼する/委任する
邪の心 よさのこころ 正しくない心/邪道の心/横道な心
吉凶 よしあし 事の吉凶のこと
由縁 よすが よりどころ/ゆかり/手段/手掛かり/たよりとする縁者/夫、妻、子など/「縁」「因」「便」とも
四十 よそ(まり) 数字の40
後継者 よつぎびと あとをつぐ人/跡継ぎ
尋常 よのつね 特に異なったりせずふつうであるようす
よはひ 年齢/とし/としごろ/年配
夜昼不知に よるひるしらに 一日中/日が暮れるのも夜が明けるのも知らないくらい
よろず 数字の10000/多くの数/いろいろ/さまざま/万事につけて/すべて
らう 年老いること/老年/年とったの意
誄詞 るいじ 死者の霊にささげることばで、その生前を慕い、徳をたたえるもの/弔辞
死別 わかれ 一方が死んだために別れること/死に別れること
側床 わきどこ 「側」は横、傍ら、主でない所/「床」は寝床、床の間の略
脇殿 わきどの 本殿の脇にある付属殿
若子 わくご 年若い男子/若い男子をほめて言う語
病葉 わくらば 病気や虫に犯されて枯れた葉
わざはひ 自然におこるわざわい/不幸
わざはひ 自然におこるわざわい/不幸
災難 わざはひ 自然におこるわざわい/不幸
煩はし わづらはし うるさい/めんどうくさい/複雑だ/気がおかれる/けむたい/いとわしい/いやだ/病気である
煩ひ わづらひ 心を悩ませること/苦労/めんどう/迷惑/心配/気分がすぐれないこと/病気
忌回り ゐまはり 身を清めて神に奉仕する
斎回り ゐまはり 身を清めて神に奉仕する
ゐや うやまうこと/礼
礼自 ゐやじ 礼自は礼白の誤り/感謝の気持ちを込めて献上する品々/礼白と同じ
礼代 ゐやじろ 感謝の気持ちを込めて献上する品々/礼白と同じ
礼無し ゐやなし ぶれいである/不作法である/失礼だ
礼ぶ ゐやぶ うやうやしくすること/礼をいうこと
敬ふ ゐやまふ うやまう/尊敬の念をあらわす
礼儀 ゐやわざ お礼の気持ちを込めて仕える儀式、祭典
礼事 ゐやわざ 礼に適った事柄、行為
礼業 ゐやわざ 礼に適った事柄、行為
礼式 ゐやわざ お礼の気持ちを込めて仕える儀式、祭典
礼典 ゐやわざ お礼の気持ちを込めて仕える儀式、祭典
居る ゐる すわる/とまる/とどまる/いる/住む/ある地位につく/存在する
をか 小高い山/墓/昔あった物の跡
小垣内 をがきつ 垣根の中
犯す をかす 法律や道徳のおきてを破る/禁じられていることをする/悪事をなす/婦女をはずかしめる/攻め入る/侵略する/(病気やねむけが)取り付く/さまたげる
冒す をかす 法律や道徳のおきてを破る/禁じられていることをする/悪事をなす/婦女をはずかしめる/攻め入る/侵略する/(病気やねむけが)取り付く/さまたげる
招ぐ をぐ 招く/招きよせる/よびよせる
小車 をぐるま 「を」は接頭語。車
をさ 人々の上に立って統率、支配する人/かしら/ちょう
幼し をさなし おさない/幼少である/幼稚だ/分別がない/愚かだ
治む をさむ 平定する/統治する/静める/落ち着かせる/造る/営む/治療する/養う
収む をさむ しまっておく/貯える/葬る/終わりにする/しおさめる
修む をさむ しまっておく/貯える/葬る/終わりにする/しおさめる
納む をさむ しまっておく/貯える/葬る/終わりにする/しおさめる
教勢 をしへのいきほひ 教団(お道)の勢い   
教司 をしへのつかさ 教師
教場 をしへのには 教会/広前/祭場
教場 をしへのむしろ 教会/広前/祭場
教筵 をしへのむしろ 教会/広前/祭場
教業 をしへのわざ 教会御用/取次/理解
教事 をしへのわざ 教会御用/取次/理解
教絛 をしへのをち 教祖の教え
教条 をしへのをぢ 教祖の教え
教への条々 をしへのをぢをぢ 教祖の教え
教師 をしへびと 教師
教祖神 をしへみおやのかみ 教祖
教会 をしへや 教会/広前/祭場
愛しむ をしむ 愛する/いつくしむ/大事にする
惜(し)む をしむ おしく思う/捨てがたく思う/ものおしみする
彼方 をちかた 遠くの方/遠方/「をち」の方向
遠近 をちこち あちらこちら/ここかしこ/未来と現在/今も行く末も
不肖己 をぢなきおのれ 不肖の自分/いたらない自分
卑劣なき己 をぢなきおのれ 不肖の自分/いたらない自分
弱し をぢなし おくびょうだ/いくじなし/へただ/つたない
拙し をぢなし おくびょうだ/いくじなし/へただ/つたない
男自し をぢなし おくびょうだ/いくじなし/へただ/つたない
劣し をぢなし おくびょうだ/いくじなし/へただ/つたない
小床 をどこ 「を」は接頭語。寝床
男女 をとこをみな 男性と女性
一昨日 をとつひ 「遠(をち)つ日」の転/おととい
をのこ 成人男子/「をとこ」とも
終り をはり 物事が終わること/最後/はて/しまい
終ふ をふ 終わる/果てる/終える/しとげる/すます/取りつくす
竟ふ をふ 終わる/果てる/終える/しとげる/すます/取りつくす
をみな 成人女性/妻、恋人である女/「をんな」とも
婦人 をみな 成人女性/妻、恋人である女/「をんな」とも
折る をる 波などが折れ返るように、寄せては返す/折る/折り取る/折り曲げる/折り畳む/折目をつける/まがって行く/横へまがる/気がくじける/屈する
拝む をろがむ おがむ
雄々し ををし 男らしい/しっかりしているさま/⇔めめし